(2001年12月14日・歌舞伎座 幕見)

  

 この作品は、ちょうど1年前の歌舞伎座で観たものの再演だったので、節約モードで、幕見のみの観劇にしました。
 正直に言いますと、あまり嬉しくない演目なんです。笑也さんは美しいんだけど、やっぱり三蔵法師・・・というお坊さん役はねぇ・・・(^_^;と思ってしまった私。
 観劇する2週間前に、筋書きだけ購入して読んだところ、再演にあたってのご挨拶文章に、「好評でリクエストが多かった」と書かれていました。誰だぁ??リクエストなんかしたのは?(・_。)?(。_・)?とか思っちゃった(^_^;

 しかーーーし、それでも「一度は観ておかなくちゃ」と思い、ちょうどお友達が遠くからはるばる来られる日に合わせて歌舞伎座へ向かいました。
 この日は、それほど混み合っていなくて、10時半少し前に幕見チケット売り場到着でしたが、3番目でした(^^)v 見やすそうな席を陣取って、双眼鏡を合わせて・・・・準備万端。
 幕見席からは、花道が見えませんが、舞台はよぉぉぉぉぉく見えました。
 
 1年前と少し変更されていた場面も数カ所ありました。立役さんの女官(恐ろしくブサイクなメイク)の出番が無くなったのは、寂しかった(T.T)
 でも話のスジはやっぱり面白い(~v~)。
 孫悟空の右近さんは、猪八戒のお腹を切り裂く時の、手品の腕が一層上がってるのでは無いでしょうか〜(?_?)ハハハ・・・・。とてもお上手で、楽しそうで・・・・・かなりたくさん笑わせていただきました。
 可愛い分身達も健在で、この場面では会場が沸いてましたーーー。
 西遊記って、いいお話ですね。

 蜘蛛の精姉妹(笑三郎さん&春猿さん)の、恐ろしく低〜〜〜い声もすきです。笑也さんもこういう声出される役、あるんでしょうか〜?聞いてみたいです。
 今回が、2001年最後の歌舞伎観劇となりました。年間に、数えるほどしか行けて無い私ですが、来年もマイペースで頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
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