市川猿之助歌舞伎公演
猿之助十八番の内 

南総里見八犬伝

2003年6月20日(金)昼の部/1階21列センター(T.T)

 2003年初の歌舞伎観劇!
 中日劇場のサイトで、チケットの情報をずっとチェックしていたので、当日券でも大丈夫と思い込んで出かけたら・・・やはり良い席は全く無く、もう20日だと千秋楽も近いので、ほぼ満席状態でした。仕方なく21列目センターからの観劇。いくら、中日劇場がこじんまりしてるとは言え、遠くて悲しかったです。今度から、やっぱり電話予約しま〜〜す。
 時間に余裕が無く慌てて行ったので、序幕が始まって暫くしたら、お腹がスッゴク大きな音でグーグー鳴って、あまりにも恥ずかしくて、席を立とうかと思ったほどでした!でも、隣の人も鳴っていたから、ちょっと安心しました(笑)

 この演目は、何度目かだそうですけど、私は始めてでした。でも・・・・見ていると「見たことあるなぁ・・・」という場面が何度か出てきました。スーパー歌舞伎の「八犬伝」をビデオで観たので、それででしょうか?またもう一度、ビデオを見直してみようと思います。それとも観たのに忘れているのかなぁ?(笑)いやいや、そんなボケて無いはずなんですけど・・・・。
 でも、ビデオを見ていたために、いつもはなかなかストーリーを理解するのが難しい歌舞伎も、今回はよく分って、面白さ倍増でした。
 
 私の大好きな笑也さんは、八犬士のひとり「犬塚信乃」。女装で育てられた信乃なので、最初は女性の装いで、とっても愛らしく・・・・でも途中で声だけ男になったりしてステキな魅力いっぱいでした。
登場時間がとても長かったし、登場されるたびに、衣装も鬘も変っていて、とても楽しませてもらえました。

 イチバン気に入ったシーンは、猿之助さん演じる犬山道節の、ご飯を食べながらの立廻りデス。後ろからどんなに襲われそうになっても、キュウリとかタクアンを口に突っ込んでやっつけるんです(笑)とても愉快な立廻りでした〜。それから、時事ネタ盛りだくさんのギャグもいっぱいでした。「SARS」のことも出ていたし・・・猿之助さんが「♪なんでだろ〜?」とか歌われたりしてましたし・・・。他の役者さんも、屋敷の中が大雨になって「♪やだねったらやだね〜♪」大きな魚が出てきたと思ったら「♪さかなさかなさかな〜〜♪」などと歌われて・・・最後には、今流行りの「ゲッツ!」まで(笑)。客席も大盛り上がりで、次のセリフが聞こえないぐらいでした。

 考えてみると、去年見た歌舞伎は、二十一世紀歌舞伎組の公演だけだったので、猿之助さん、門之助さん、亀次郎さん、猿四郎さん・・・・の姿を見るのは、かな〜〜り久しぶりだったんです。やっぱり、おもだかや一門の皆さん総出演が好きです♪

次のナマ舞台観劇は、今年なのか来年なのかわかりませんが、次は、もっと良い席で見たいデス。



 

 余談なのですが・・・・中日ビルの地下1階にある「あんぱんや」というお店で、幕間に食べるお昼ご飯を買いました。そうすると、とっても美味しかったので、帰りにも買って帰りました〜〜。
量売りで、100g/120円ですが、税込みで、この写真に写ってるのは、それぞれ100gずつなので、これだけで240円です。安く無いですか〜〜?それに、とってもおいしかった♪

 

歌舞伎TOP HOME